女性起業家さん必見!在庫を味方にする在庫回転率の考え方とは?

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こんにちは!
新潟の女性集客マーケティングプロモーター、
サマンサハート高橋です(o^∇^o)

「在庫が多い」
と感じたら・・・
マーケティング実践者が知っておきたい「在庫回転率」の視点のお話です。

「最近、在庫が多すぎる気がする…」
そんな風に感じたことはありませんか?

私は以前、ネイルサロンを経営している中で、古い在庫が溜まっているように思いつつも、「賞味期限があるわけじゃないし」「いつか売れるだろう」と特に気にせず過ごしてきました。

けれど、気づけば置き場所が足りなくなり、在庫の整理を本格的に考えるように。
では、そもそも「在庫が多い」とはどういう状態なのでしょうか?

状態は確認できますよ。
在庫が多いかどうかを判断する「在庫回転率」です。
数字的には在庫の適正量は、取り扱う商品や業種によって異なります。
しかし、一つの指標として役立つのが「在庫回転率」です。

在庫回転率とは、在庫が1年間で何回入れ替わったかを示す数値です。

【在庫回転率の計算方法】があって、数を確認すると、経営者の気持ちも落ち着くし、数字もわかるし、運が見えてくるので、整理したら数字を考えてみてください。

ところで計算方法ですが、在庫の「数」で出す方法と、「金額」で出す方法の2通りがあります。
ここでは金額ベースの計算式を紹介します。

在庫回転率 = 年間売上高 ÷ 平均在庫金額
※売上高ではなく売上原価を使う場合もあります。

<例>
平均の在庫金額が50万円、年間売上が500万円だった場合、
→ 500万円 ÷ 50万円 = 10回転

この「10回転」という数字は、業種によって適正とされる回転数は異なりますが、一般的には決して悪くない水準ですので、目標にするのもいいですよ。

起業家さんや女性小規模事業者さんだからこそ知っておきたいこととしては、実は、大手企業に比べて、在庫回転率が低い傾向にあります。

特に、女性の個人事業者や地域密着型のお店では、
「お客様の好みに合わせて在庫を多めに持つ」
「まとめて仕入れてお得に」
という理由から、在庫が増えがちです。

ですが「在庫回転率が低い=売上に貢献しない仕入れが多い」というサインとご理解ください。
つまり、動かない在庫はキャッシュフロー(お金が動く考え方)に悪影響を及ぼすのです。

在庫の整理は、マーケティングの第一歩!
「在庫が多い=悪」ではありませんが、
「売れる仕組み」をつくるためには、まず現状の把握が大切です。

決算書などをもとに、ぜひ一度「在庫回転率」を計算してみてください。
現状を数字で認識することで、
「何をどれだけ仕入れるべきか」
「どの商品が売れているか」
など、次のステップが見えてきます。

在庫を味方にして、よりスムーズな販売活動へとつなげていきましょう\(^o^)/


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