
「もっと売上を上げたい!」「このチラシ、どっちがいいかな?」「やってみたけど不安…」
迷ったら一人で抱え込まなくてOK!
こんにちは!
新潟の女性集客マーケティングプロモーター、
サマンサハート高橋です(o^∇^o)
世界的な物価上昇が続く中で、女性個人事業者が生き残るためには、ただ安さで勝負するのではなく、適正な価格で販売し、しっかりと利益を出すことが必要。
でも、「値上げ」という言葉に不安を感じる方もいらっしゃいますよね。
◼︎値上げを成功させたサロンさんの取り組み
サロンAさんでは、2020年と昨年に料金を大幅に値上げしました。
背景には、燃料・光熱費・材料費の高騰がありましたが、それだけではありません。
業界の料金のことや自転の価格改定をしていないことなどを考え、このままでは良いサービスを継続できないと判断したのです。
オーナーさんは「世の中の流れに便乗して、ただ“大変だから値上げします”とは言いたくない」と考えました。
そこで、数か月前から来店したお客様にお知らせをお渡し、値上げの経緯や想いを少しずつ丁寧に伝えていったのです。
その結果、値上げ後の売上は落ちず、お客さまの多くが普段通り利用してくれました。
◼︎お客さまの反応は4パターン
お客様の反応は4つのパターンがあると言われています。
①理解できず離れてしまう
②「わかりました」と言うが次回は利用しない
③「仕方ないね」と受け入れてくれる
④「全然大丈夫だよ」と変わらず利用してくれる
このサロンでは、③や④のお客さまがほとんどでした。
これは「値上げの理由を正直に伝えたこと」だけでなく、日頃からお客さまと信頼関係を築いていたことが大きな要因と思われます。
そしてここに、値上げが受け入れられた本当の理由があると私は思います。
お客さまは「値段そのもの」だけで判断しているわけではないってところです。
大切なのは、
・値上げの背景や理由をきちんと説明すること
・普段から信頼関係を築き、コミュニケーションを大事にしていること
この2つ。
実際、このお店では定期的にLINEでサロンニュースを発行し、SNSで情報を発信し、オーナーは丁寧にお客さまと向き合ってきました。
そうした積み重ねがあったからこそ、「値上げ」という大きな変化も受け入れてもらえたのです。

◼︎私たち小規模事業者が学ぶべき「値上げのコツ」
これからも続くと思われる「価格上昇時代」に、私たちが学べることは次の2点です。
1、値上げの理由を明確にし、丁寧に伝えること
2、お客さまとの関係性を日頃から大切にすること
値上げは単なる価格の話ではなく、「人と人との信頼関係」が大きく影響します。
あなたのサロンや事業でも、まずは「お客さまとどんな関係を築いていきたいか」を考えることが、将来の安心した経営につながっていきます。
「値上げの成功」は、特別な戦略や派手なキャンペーンではなく、日々の信頼関係と誠実な情報発信から生まれるものです。
「値上げしても受け入れてもらえるか不安…」と迷っている方は、ぜひ今回の事例を参考にして頂けたらありがたいです。
そして、まずは今日から一歩、お客さまに自分の想いを伝える小さな行動を始めてみませんか?

